人の1日の生活の流れを見てみると、多くの習慣の積み重ねであることがわかります。
朝起きてから、学校に行くまでの時間の使い方、学校にきて授業をどのような姿勢で受けるか、部活にどう取り組むか、帰宅し寝るまでの時間の使い方。1日1日に少しの誤差があれど、大きな流れや、物事への取り組み方はまさに今、自分にある「習慣」を繰り返しています。だからこそ『習慣が変われば、人生は変わる』と思っています。
ただ、体や心に染みついてしまった習慣を変えるにはかなり強いメンタルが必要です。今までの「普通」を変えるわけですから、一筋縄ではいきません。そこでみなさんに、習慣を変えるまでの3つの壁を紹介します。それは、
3日の壁、3週間の壁、3ヶ月の壁
です。1つずつ、乗り越えるのになぜ苦労するのかの理由を説明します。
3日の壁
何か始めるが三日も続かない、三日坊主と呼ばれますが、これが一つ目の壁です。この壁にぶつかる人は、そもそも自分が身につけようとして習慣の難易度(目標)が高すぎる人です。つまり設定ミス。何事も急激に変えるのは難しい。小さなことでもいいので、まずは1週間続けられるものにしましょう。
この壁にぶち当たる人の注意点として、自分は何事も続かないというネガティブな気持ちになっていかないことです。続けられない自分が悪いのではなく、どういう習慣を身につけたいか、この設定が少し違っているだけですので、気に病まず次のことを考えましょう、あなたはきっとできる人です。
3週間の壁
3日の壁を乗り越えて、1週間ほど続いた人が次にぶつかるのが3週間の壁です。ここの壁にぶつかる人は、少ししんどくなってきた時に、「本当にこれを続けていていいのか」と、自分が決めた目標を疑い、「やめてもいいのではないか」とか「意味ないのではないか」などの、やらない理由を探し始めます。なぜそれをするのか、やる理由を一生懸命考えて行動していたのに、いつの間にかやらない理由を考え始めて、結果自分を納得させ、やめてしまうのです。
3ヶ月の壁
自分が、「これだ!」と思って、やると決めたことを1ヶ月、2ヶ月継続できる人の前に最後に立ち塞がるのが3ヶ月の壁です。この理由はシンプルで、結果や変化が出てこない、実感できない、というものです。様々な習慣は、継続することで少しずつ自分の力になっていきます。それが目に見える形として現れるまでには時差があって、少なくとも3ヶ月は必要だと考えています。もちろん特別うまくいって早く結果が出る人も、3ヶ月では出てこない人もいるかもしれませんが、自分の経験や、多くの著書からも、変化を実感できるまでの機関としてまず3ヶ月続けてみるという人は多いように思います。
いろんなチャレンジは、まず3ヶ月継続した後に、さらにどうすればいいかを考えるようにしたいですね。
以上です。お疲れ様でした!
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