こんばんは、aokuookikuです。
今日は先日あった中学総体の地区大会を通して感じたことを書いてみたいと思います。
大人の皆さんは少し自分の中学、高校時代を懐かしむ時間に、中学高校生の皆さんはこれからの活動に活かせる考え方、内容になっています。では、いきましょう。
「最後の大会」の意味
毎年この時期に中学総体の地区予選がありますが、必ず自分の中学時代を思い出します。
朝も放課後も夜も、部活が休みの日までも自分たちで集まり練習をして、いろんな人に協力してもらって臨んだ地区代表決定戦、自分が打ったボールが白帯(ネットの一番上)に当たり、高く上がって自分のコートに落ちた瞬間を今でも鮮明に覚えています。
決して輝かしい思い出ではありません。
しかし、そこまでの過程やその時の思いが、高校生、大学生、社会人とそして現在もソフトテニスに関わっていること、国体も含めたハイレベルな場所との接点を作ってくれていることに間違いありません。
こういう経験は技術を伝えることよりも重要だと感じていて、部活動である限りは、人としての成長を促せる場でないといけないので、中学総体はより強く経験と想いを乗せて言葉がけできる場面であります。
中学3年生最後の大きな試合なので、いつもこの大会では生徒が大きく成長した姿を見せてくれます。
後がない状況というのは、日常生活の中でなかなか生まれるものではないので、火事場のほにゃららみたいなやつが出てくるんだと思います。
肉体的にもメンタル的にも。
今年の結果はというと、、、団体・個人とも優勝しました(パチパチ)。
チームの目標としていたことなので、結果は何よりのものとなりました。次の県大会に最高の形でつなげることができたので、更なる高みを目指して生徒共々精進していきたいと思います。
目標が達成される
前置きはこんな感じで(え、なが)、そろそろ本題に入りますが、「目標が達成される」ということは、どういうことでしょうか。私はこう考えています。
毎日少しずつ、目標達成のために必要なことを積み重ねる。
それは、負けないための技術的な練習はもちろん、たたかう体を作るトレーニング、チームの練習を盛り上げるための声かけや声出し、練習をスムーズに行うための素早いボール拾い、日々つけているテニスノートなどがそこに含まれます。
そういったものをチーム全員で積み重ねていくことで少しずつ高さを持って、決めた目標に対して必要な分だけ重ねることができれば、結果として出てくる。
もし足りなければ、目標は達成されない。と。目標が高ければ高いほど積み上げる必要のある高さは変わります。
今回の大会で目標達成できたうちのチームは、それが必要な高さまで積み上がっていました。
だから優勝しました。
決して試合にでた人間が積み重ねたものだけがそこに反映されるわけでなく、チームとして日々個人が積み上げているものが反映されていることを覚えておいてください。
前日に体を気遣って晩御飯を作ってくれた保護者の想いも、試合には出なくても声を枯らせて応援している生徒の姿勢も、その積み重ねに入っているんです。
だからこそ、勝った時こそ、そこまでに貢献してもらっていることを振り返って謙虚にならなければならない。
と、大会直後に生徒たちに話をしました。
目標を達成するために
皆さんに今、目標はありますか。その目標は個人で追いかけていますか、それともチームで追いかけていますか。
どちらにしても必要なのは、目標達成に必要なものを見極めて、それを「積み重ねる」ことです。
今の積み重ねで必要な高さに到達しそうですか。ぜひ、客観的に考えてみてください。
そして、もし、達成されなかったらそれは足りなかったということ。自分やチーム以外、誰のせいでもありません。相手のせいではありません。しっかりと受け止めて次に繋げてください。
次立てた目標に向けてその経験を活かしてください。
次に活かそうとするのであれば、あなたたちはいくらでも失敗して良い。いくつになっても失敗して良い。
と私は思います。
この記事を読んでもらい、若かりし頃を思い出して熱い思いになった人、これからの活動に向けて何らかの意欲が湧いてきた人、やることに自信を持って取り組めそうな人、そういう人が少しでも増えてくれたら幸いです。今日は少し熱くなりました。笑
こんな話を直でされている生徒はやけどしそうですね。。。
この記事はソフトテニスをやっている人、再びやろうかなという人も見てくれていると思うので、もし、悩んでいる人いれば、それぞれのレビュー記事なんかも後日上げていきます。
では、おやすみなさい。
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