子どもたちを成功に導くのはどんな力か。現場から

こんばんは、ラーメンの中に入っている海苔。あれ食べるタイミングが今日もよくわからなかったaokuookikuです。

今日は、現場より、成長著しい生徒たちに共通する特徴に注目して話をしていきたいと思います。

本当にすごい子たちです。心から尊敬できる。今回は子育てに活かせるかなーって内容になっています。では、いきましょう。

中学生、高校生というのは自我も芽生え、自分の意志や考えにそって様々な行動をとります。

多くの生徒たちを見てきて、その行動が成功に繋がるか、はたまた、ただの失敗に終わってしまうか。これはもちろん、本人の経験や周りの環境など関係する要因は多くあると思いますが、生徒自身の素質によるところも確実に影響しています。

では、どのような生徒が、多くのことを成功に導くことができるのか、そのために大切な素質とは何か、これを私が生徒を見てきた経験から書いてみます。

目次

成功と失敗

まず第一に、「成功」と「失敗」の定義をしておきましょう。

私は、長い目で見れば、「失敗」というものは存在せず、すべて「成功」に繋がる過程だと思っています。

ただ、そんなこと言ってると今回のテーマが意味わからなくなるので、ここではこう定義します。

「成功」・・・自ら決めた短期目標を達成できる、またはかなり近い成果(結果)を出せる。

「失敗」・・・短期目標を設定はするが、成果(結果)はその目標に遠く及ばない。

成功の多い子に共通する特徴「自制心」

では、どのような生徒が多くを「成功」につなげることができるのか。

具体的には、学校現場でいうと、自分の設定した学習の目標に到達するか、部活動の大会で目標まで勝ち上がっていくのか、企画したイベントをイメージ通り完成させられるか、などです。

ズバリ

「成功」する生徒たちに共通している特徴は自制心です。

私は、子どもたちが短期的な目標を「成功」させるには、この自制心が2段階で発揮される必要があると考えていて、

①行動するまでの段階 ②行動し始めた後の段階

です。

学習を進めるにしても、部活動の大会でいい結果を出す、にしてもまず最初にしなければならないことは、自分の現状を把握して、足りないもの分析する作業です。

「何をするか」ではなく、まずこの過程。もちろん、分析や考えだけ立派であっても、何も変わらないので、まずここで自分としっかり向き合って分析した結果、行動に起こす、という流れになります。

多くの「失敗」する子は、向き合うべき対象から逃げてしまいます。

じっくり時間をかけて分析できません。向き合わないといけないと思っていても、目を逸らし、楽なものに引っ張られ、自分の心を制することができないように思います。

そして、

こういうふうにやっていこうと行動し始めても、様々な誘惑や感情が、生徒を「失敗」させようとします。

体力的に辛い、結果がすぐに出ないからしんどい、友人は楽しそうに遊んでいる。などなどです。

そういう誘惑や感情に流されずに、自分がやるべきことを決め、自らを律して行動できる人が「成功」へと近づいていきます。

考えてみれば、かなりシンプルで当たり前のことなんですが、この記事を読んでいるあなた、これ、やれてますか?

実際、自分より10も20も若い生徒の中に、これができる子がいるんです。年齢関係なく、本当に尊敬します。

少しでも、こういう生徒が増えるように、家庭での教育、学校教育はより努力していかなければならないと思います。

「自制心」はどう身につくか

この力を、身に付けさせたいと思ったとき、どのような方法があるでしょうか。

中学生、高校生になっても伸びない力ではないと思います。

教員や保護者がその重要性を理解し、日常のあらゆる場面で、根気強く指導することができれば、子どももそれを理解し、できるようになると私は信じています。

ただ、この素養を身につけるためには、幼少期の活動が大きく影響することがわかっています。

では、我々に何ができるか。

それは、「木登り」させることです。

え、木登り?と思いました。

そうですよね。

正確に言えば、木登りに限らず、運動をしている時に、

「自分の重心がどこにあって、バランスを取るためにどう動けばいいか」これを考える運動が重要です。

これを考える時に発達する部分が、自分の感情をコントロールする部分と大きく繋がっています。

なので、木登りの他に、綱渡りやボルダリングなどの運動も良いわけです。

まとめ

「自制心」は学校現場のみならず、多くの場所で、成功に近づけてくれる力だと思います。

ただ短期間で簡単に身に付く力では決してありません。

正しい知識を持って、未来ある子どもたちに接していきたいといつも思います。

では、お疲れ様でしたー。

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