育児休暇 日記②

昨日の夕ご飯、両親と同じカレーうどんが食べられなくて、長男が号泣していました。ということで今日はアンパンマンカレーを買ってこようと思います。

本日のテーマは、小さな子どもの食事です。2歳ごろのお子さんをお持ちの方、そして育てられた方は、この頃の子どもの食事には大変苦労した経験があるのではないでしょうか。

昨日まで食べていたものを食べなかったり、新しく食べさせたいとつくったり、買ってきたものを出してはみたけど、手を全くつけなかったり…(これ結構メンタルにきますよね笑)。

この頃の子どもたちの食事について、いろいろと研究されてたり、まとめられていることがあるので、それを少し綴ってみたいと思います。

大前提ですが、もちろん、子どもたちには個性がありますので、全ての子どもに当てはまるわけではありません。科学的な考察や結果に触れる時は、自分の経験のみを押し当てて、それを否定する心は消してくださいね。

目次

2歳前後では、「好き嫌い」が激しくなる

離乳食など、出されたものを比較的素直に食べていた頃から、2歳ごろになると、好き嫌いが激しくなる傾向にあります。こうした好き嫌いを研究者は次の2つに分類しています。

①フード・ネオフォビア(食物新規恐怖症、食べたことのないものへの恐怖)

②単にいろいろなものを食べたがらない「好き嫌い」

①がどうして起こる理由の一つは、2歳前後に子どもの活動領域が急激に広がることが挙げられます。

自分で立ち上がり、歩き回り、ある程度の高さのところまで手が届くようになると、それまでに比べ、圧倒的に様々なものに触れられる機会が多くなります。

なんでもかんでも舐め回してきた0歳〜1歳の子どもたちですが、その活動の幅の増加に伴って、同じようにしていると、シンプルに危険なものに当たるリスクが急激に高まるわけです。そこで、身体を守るための本能が働き、新しい見た目のものや食べたことのないものへの手が出なくなるといったことが考えられています。

逆に、見慣れたものや食べ慣れたものはずっと食べ続ける、ということも考えられます。②にもつながりますが、食べ親しんだものは恐怖感なしで、安心して口に入れられるというわけですね。

どう食べさせるか

ただ、上記のような理由があったとしても、栄養のバランスや量を考えて、いろんなものを食べてほしいのは、親の心情であり、皆さんもそのために様々な工夫をされている、またはされていくと思います。(いろいろ考えてつくって、「どうだ!」と出して、「いらん」とか言われた日には本当にイライラされると思いますが、これに関しては、正直、耳栓をするしかないです笑、ちなみにうちの長男は「ノー(No )」と言います。

どうすれば良いか。

その方法としては、「自律性支援型」も声かけが薦められています。

例えば、

「オムライス食べてみたらどう?」とか、「これ〜(元々好きなもの)みたいだから、〇〇君好きだと思うよ」みたいな感じです。この声かけから、自ら食べてみようかなという気分にさせて、口に入れる、という流れが理想的。

よくないのが、「ブロッコリー食べたら、アイスを食べていいよ」とか「食べないとタブレット取り上げるから」みたいな言い方です。

また、子どもが食べないからといって、親が新たな選択肢を追加することもあまり良くないとのことです。

トマト食べないから、親が代わりにラーメンを出す。そうすると、子どもは新しいものを食べなければ、ご褒美をもらえると学習する可能性もあります。

ちゃんと食べさせないと、と心配することで、問題が悪化することもあるのです。

粘る

まとめると、結果「粘る」ことが重要です。

様々な食品を食べさせ、最初に拒否したとしても、続けて出してみる。食べなくても気にせず、次の日も出す。食べないからといって、新しいものを出さない。無理矢理や、ご褒美をあげたりしない。

です。

言うは優しいですが、実行するのは難しい。ですね。

それは、日々感じておりますが、それで我が家も頑張ってみたいと思います。

最後に

ここでの話は、体調面、栄養面で子どもに問題がないことを前提に考えられていることです。

心配がある場合は、病院に行ってください。

そして、ほとんどの子どもは、2歳前後に好き嫌いが激しくなり、小学生になると徐々にそれがなくなっていく、とも言われています。

そういう時期もあるのだと、「理解」ができていれば、気持ちに余裕もできて、しっかり対応できるかもしれませんね。

これで以上です。

参考にしている、またはおすすめの著書は、以下の通り↓

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