現在、イヤイヤ期へ直行しつつある長男(実際は、No No と拒否をするので、ノーノー期)が、言葉を少しずつ覚えてきて、「歩く理不尽」(愛を込めて)に磨きがかかっているなーと、しみじみ感じています。
今日は、子どもの語彙力、言葉の早い遅いについて、自分が勉強していること、エビデンスのある(科学的根拠)話を簡単にまとめながら、綴っていこうと思います。
では、いきましょう。
男の子は女の子よりも語彙が増えにくい
長男には、同い年のいとこが2人います(2人とも女の子)。
長男と共に、その2人の成長も見ていると、流暢に言葉を発してみたり(意味は全然わからないが)、歌ってみたり、言葉の差はよく感じます。
これは、よく言われることであるが、その通りで、しっかりとデータに裏付けられていて、↓
ここのデータによると、24ヶ月では、平均的な女の子の語彙は、平均的な男の子に比べると、約50語多い。
この歳の子どもたちにすれば、50語はかなり大きいように思います。
もちろん、全ての子に当てはまるわけではないが、心配しているお父さんお母さんの若干の安心材料にはなるだろう。
これから考えれば、兄弟姉妹がいた場合、
先に女の子で、次に男の子だった場合、「あれ、弟大丈夫かな〜」と心配になったり、
先に男の子で、次に女の子だと、「妹、天才かもな〜」となる。全くの気のせい。笑
言葉が早い子は「天才」かどうか
これに関しては、「そうである」というデータは出ていないようです。
話はじめが早いからといって、読んだり書いたりが早いという相関関係があるわけでもないし、
話はじめが遅かったが、読めるのが早い子もいる。
さらには、多くの研究の結果では、幼少期にあった差は、11歳ごろにほとんどなくなるとのこと。
つまり、言葉の早さは、「将来」を約束しない。
まとめ
親が、我が子を他の子と比べようとするのは自然なことで、なかなか避けるのは難しいことのように思います。
そして、言葉の発達は、わかりやすい成長の標かも知れません。
しかし、研究のデータもそう出ているように、
①2歳前に話せることが、必ずしも早く文字を読めたり、いろんなことを達成できたりすることの要因にはならない。
②言葉の遅い子も、大半は11歳前後には他の子と変わらなくなる。
ということ。
ちなみに、語彙数が増える方法は、親が話をしたり、絵本を読んだりすることである。というのは研究に裏付けされた事実です。
テレビや動画に関しては、2歳未満の子は、それから学ぶことはほとんどできず、
3歳以降であれば、テレビや動画から学びとることができるそう。
これに関しては、それぞれにメリット・デメリットがあるので、またの機会にまとめてみたいと思います。
以上。
以下は、参考著書、おすすめ著書です。↓
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